1966年(昭和・丙午)睦月、大阪府堺市生まれの Ultra Generation。有田アセットマネジメント代表取締役、投資家(そして思想家・著述家)。大阪工業大学大学院 知的財産研究科修了。NTT グループ(情報通信)・髙島屋(百貨店)等、三十年余の企業勤務で「修身」に努む。その傍ら大所へ活動の場を求め、知的財産分野の学術研究・学会発表等「表現」の世界へ。さらに米国関連団体(在日米国商工会議所・クラウドセキュリティアライアンス日本支部等)の「公務」に参画。
世界三大墳墓・仁徳天皇陵古墳を含む百舌鳥古墳群近傍に生を受け、外祖母の先祖は江戸初期より代々、雲州松江藩(松平家)に禄を食む。天皇大権と元老制度が存した昭和改元時の宰相で、重臣として昭和天皇を輔弼した若槻男爵は遠い姻戚。連載コラム「時論」では社会の諸相を週次で論じ、還暦間近の己(おのれ)の人生を総決算。外祖母の遺した家風そして日本(対欧米)の歴史観・伝統的価値観の視座で、平成・令和社会への違和感を問う。座右の銘は「温故知新」「和魂洋才」「古今東西」。
欧州とりわけドイツに親しみ、英語とピアノ・バイオリンが生き甲斐の母。この1年半は脳神経学博士(Wolf)とともに介護(Dementia)に専心。施設に持ち込んだ電子ピアノの鍵盤に、母の十指を沿わせ音楽療法に光明を見出す。互いに目を合わせ言葉をかけ肌に触れ、母と五感で接する幼少期以来の日々に、悦びを覚える己に気付く。