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【第116回】金(Gold)資産価値と価格推移―古代エジプト文明と金装飾品/「田中貴金属(GINZA TANAKA)心斎橋店」―

⇧(左)エジプト古代遺跡を訪れた当社海外渉外顧問 Wolf、(右)大阪市中央区の「田中貴金属(GINZA TANAKA)心斎橋店」

※本稿内容は筆者の個人的見解であり、筆者所属組織(現在および過去)の公式見解を示すものではありません。

(執筆中)

実物資産である金(Gold)は、市場で現物取引または先物取引を通じて金価格が形成される。金地金(きんじがね)がまとまって売買取引がなされ、その取引価格が他の取引への指標として影響していく。代表的なものとして、ロンドン、チューリッヒ、香港、ニューヨークが四大金市場と称される。日本では地金大手の「田中貴金属工業株式会社」 田中貴金属 資産用公式サイト の店頭小売価格が指標の一つとして定着している。金は希少性のある安全資産として、国際情勢が不安定になると価格が上昇する傾向にある。安全資産とは、経済環境の変化などで相場が大きく悪化した場合(金融危機)でも、価値が目減りする恐れが小さい金融資産を指す。

金価格は新型コロナウイルス感染拡大が本格化した2020年春頃より上昇し、その後、ロシア・ウクライナ紛争などで右肩上がりの値動きとなっている。2024年には中東情勢や台湾有事などへの懸念から地政学的リスクが一段と高まったこと、また米国の利下げ観測による影響によって再び上昇基調となり、史上最高値を更新する状況が続いている。2025年9月には初めて1グラム当たり2万円(店頭小売価格)を超えた。

⇧2000年以降の金価格推移(「田中貴金属」年次金価格推移情報より筆者作成) 田中貴金属工業株式会社|年次金価格推移

⇧大阪市中央区・心斎橋筋商店街の「田中貴金属(GINZA TANAKA)心斎橋店(直営店)」

紀元前3000年頃から栄えた古代エジプト文明。太陽神を崇めていた Pharaoh(王)たちは、太陽のように光り輝く金製品を装飾品として身に付け自身の富と権力を誇示した。当時のエジプトでは死後の世界が信じられていたため、自らの墓に身の回り品や神への貢ぎ物とともに大量の金製品を埋葬させた。

Cairo 郊外のエジプト古代遺跡を訪れた当社海外渉外顧問 Wolf、右下は「エジプト考古学博物館」(The Egyptian Museum

⇧「ブルックリン博物館所蔵 特別展 古代エジプト」(於・大阪市阿倍野区「あべのハルカス美術館」) 「ブルックリン博物館所蔵 特別展 古代エジプト」

⇧大阪市中央区のアクアリウムイタリアン「心斎橋 LIMEアクアリウムイタリアン心斎橋 ライム - 公式予約サイト

著者プロフィール

有田 仁(Jin Arita)

1966年(昭和・丙午)大阪府堺市生まれ。有田アセットマネジメント代表取締役。大阪工業大学大学院 知的財産研究科修了。NTT(日本電信電話)グループ・髙島屋等勤務。NTT研究所系教授陣に師事し研究発表(国際標準化専攻)および米国系業界団体(米国商工会議所・Cloud Security Alliance 等)の運営に関与。著書に『平成・令和社会への違和感と伝統的価値観の復古』(幻冬舎 2026年)。研究論文に『自動運転システムにおけるクラウドネットワークの通信遅延条件(共著)』(日本知財学会 2016年)『クラウドセキュリティ技術分野の知的財産戦略に関する研究』(大阪工大院・紀要 2016年)『クラウドセキュリティ技術に関する特許出願傾向と特性』(電子情報通信学会 2015年)等。

仁徳天皇陵を含む百舌鳥古墳群近傍に生を受け、外祖母の先祖は江戸初期より、出雲国・松江藩(松平家)に禄を食む。昭和改元時の宰相で重臣として昭和天皇を輔弼した若槻禮次郎男爵は遠い姻戚。国際オリンピック委員会(IOC)委員で貴族院議員の岸清一博士は親戚筋。連載コラム「時論」では社会の諸相を週次で論じ、還暦を迎えた己(おのれ)の人生を総決算。東西の歴史観・伝統的価値観の視座で、平成・令和社会への違和感を問う。

足繁く通う介護施設。五感で接する母(要介護5/認知症)への肉親の情は年追う毎に増し、当社海外渉外顧問の Wolf(脳神経学博士・心理学専攻)もこれに寄り沿う。座右の銘は「温故知新」「和魂洋才」「古今東西」。現下の関心事は哲学(論理学)領域における 「矛盾許容」(Paraconsistent)。

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