【第119回】AI・半導体株式銘柄と跳ねる「午年(うまどし)相場」/プラザ合意後水準の「円安」為替相場―大和証券「ダイワファンドラップ」―
※本稿内容は筆者の個人的見解であり、筆者所属組織(現在および過去)の公式見解を示すものではありません。
2026年(令和8年)は午年(丙午)。相場の格言において「午尻下がり」がある。これは午年の後半、特に年末にかけて相場が下落しやすいとの意である。しかし本年前半の株式相場は2024年(令和6年)からの「辰巳天井」を優に突破し、人工知能(AI)・半導体銘柄が牽引する形で「株高・円安」基調を保ち急騰を続けている。6月の日経平均株価は22日まで8連騰し、7万2353円と連日で最高値を更新、6万円から史上最短の2か月足らずで7万円の大台を塗り替えた。これを受け、証券会社の専門家の間では将来見通しの引き上げが相次いでいる。「大和証券株式会社」 大和証券 | 株・投資信託・債券・積立投資・NISA・iDeCo・FX のアナリストは6月18日、「中東情勢の緩和/米国・イランの戦闘終結合意(Market Sentiment)」と「企業増益の確度向上(Fundamentals)」から、2026年(令和8年)末の見通しを従来の6万7000円から8万円へ引き上げ、2026年(令和8年)度末には8万3000円とした。
日経平均7万円、プロもまさかの急騰劇 大和は「年末8万円」新予想 - 日本経済新聞
本稿では、筆者も世帯資産の一部で運用・管理を一任している大和証券「ダイワファンドラップ」 「ファンドラップ」とは何ですか。 について、近年の運用実績(好成績)に着目する。「ファンドラップ」(Fund Wrap)は複数の投資信託(Fund)を組み合わせてポートフォリオを構築するもの。ダイワファンドラップも顧客の投資目的や投資方針に合わせた国際分散投資、すなわち値動きの異なる複数の投資対象(日本株・米国株中心の外国株・日本債券・外国債権・REIT/不動産投資信託等)に分散して投資する運用スタイルをとり、運用・管理を大和証券が顧客に代わってとり行う。
以下は日経平均株価を構成する225銘柄の一覧(2026年4月1日定期入替)。 日経平均株価 構成銘柄一覧 - 日本経済新聞 を基に筆者作成。

以下はダウ平均株価を構成する30銘柄の一覧(2026年6月29日入替)。 NYダウ特集 / 大和アセットマネジメント株式会社 および INDU Quote - NYダウ 工業株30種 - Bloomberg を基に筆者作成。


⇧大阪市中央区難波「南海ビルディング/NAMBA SkyO」内の「大和証券難波支店」
ダイワファンドラップのポートフォリオを構成する主要銘柄「日本株式セレクト」および「外国株式セレクト」。以下は各々における、2020年以降の「純資産総額」「基準価額」の運用推移。「大和アセットマネジメント株式会社」データ(値は各年決算日) ダイワファンドラップ 日本株式セレクト / 大和アセットマネジメント株式会社 ダイワファンドラップ 外国株式セレクト / 大和アセットマネジメント株式会社 を基に筆者作成。


以下は日経平均とダウ平均の2020年以降の各月株価推移(終値ベース)である。日経平均プロフィル「ヒストリカルデータ」 ヒストリカルデータ - 日経平均プロフィル および「Investing.com」 NYダウ平均株価 過去のレート - Investing.com を基に筆者作成。(値は各月の最高値)

以下は為替レート(ドル・円)の2020年以降の各月推移(17時時点/月中平均)である。日本銀行「時系列統計データ」日本銀行時系列統計データ検索サイト を基に筆者作成。
【後日追記】6月30日の東京外国為替市場で円相場が1ドル=162円台まで下落し、1986年(昭和61年)12月以来およそ39年半ぶりの円安・ドル高水準となった。当時は前年に先進5か国(米国・日本・西ドイツ・英国・フランス)が協調してドル高是正に動いた「プラザ合意」(Plaza Accord)を受け、円高・ドル安の流れが強まっていた。現在はこれと逆方向の値動きとなる中で同じ水準をつけている。
円相場、一時162円台に下落 39年半ぶり水準 - 日本経済新聞







