【第135回】寓話への刮目Ⅰ「イカロスの翼」(2/3)/新興技術(Emerging Technologies)の現在地と依存の果て―人型ロボット|無人機(Drone)
※本稿内容は筆者の個人的見解であり、筆者所属組織(現在および過去)の公式見解を示すものではありません。
①人型ロボット(Humanoid Robot)の軍事兵器使用
(執筆中)
以下動画は、2026年8月22日~26日に中国・北京で開催された「第2回世界人型ロボット競技大会」(2nd World Humanoid Robot Games) 世界人形机器人运动会官方网站 の様子である。ここ数年における「人型ロボット」(Humanoid Robot)技術開発の「速度」と「現在地」に対し、筆者は驚愕を覚えるとともに得体の知れない「不気味さ」(Weirdness)を拭えない。当大会に日本勢としては唯一 GMO インターネットグループ GMOインターネット株式会社 が参加している。
調査会社 IDC の9月末の発表 IDC - 半年出货 2.5 万台,同比增长432.1%:全球人形机器人商业化探索持续升温 によると、人型ロボットの2026年上半期世界市場規模は7億4000万ドルを超え、前年同期比で322.7%増加した。そのうち実に95%以上を中国メーカーが占め他を圧倒している。また世界出荷台数は前年同期比432.1%増の約2万5000台で、そのうち中国国内向けの出荷台数は1万9000台超に達し、世界全体の77.9%を占めた。これまで先行していたのは、ロボットのダンスや格闘技などでたびたび話題になる「杭州宇树科技有限公司」(Unitree) Unitree Robotics | Robot Dog_Quadruped_Humanoid Robotics Company と、2023年に香港上場を果たした「優必選科技」(UBTECH) UBTECH: Humanoid Robot | AI Education Robot | Commercial Robot Solutions の2社。しかし後発の2023年に創業した「智元机器人」(AGIBOT) AGIBOT Innovation (Shanghai) Technology Co., Ltd. -AGIBOT Innovation (Shanghai) Technology Co., Ltd. が驚異的な速度で成長し、2026年上半期出荷台数が8600台を超え2位以下に大差をつけて世界首位となった。IDC はこうした成長の背景として、地方政府や国有企業による支援、部品から完成品、AI モデルまでを網羅する産業基盤と利用場面の拡大を挙げている。
以下動画の人間とスパーリングをする人型ロボットの動きからは、近い将来、戦闘用ロボットとしての軍事兵器使用が容易に推測される。
②無人機(Drone)の軍事兵器使用
※参考文献
野口悠紀雄『AI は最強の味方で、最悪の敵 受験指導からサイバー攻撃まで』、プレジデント社、2026年
栗原聡(編著)『』、KADOKAWA、2026年
ニュートンプレス『』、ニュートンプレス、2026年
品川哲彦『』、中央公論新社、2020年






