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【第102回】日本神話の神々《其ノ五》―代々木の地「明治神宮」(Meiji Jingu)参拝/神道(Shinto)と「神󠄀社󠄁本廳」(Jinja Honcho)―

⇧明治神宮境内の様子と当社海外渉外顧問の Wolf

※本稿内容は筆者の個人的見解であり、筆者所属組織(現在および過去)の公式見解を示すものではありません。

(執筆中)

如月某日早朝、東京都渋谷区代々木の「明治神宮」 明治神宮 を参拝、本殿において祈願ののち、北参道側に近接する「神󠄀社󠄁本廳」 神社本庁公式サイト を訪れた。明治神宮は1920年(大正9年)創建。第122代天皇の明治天皇と皇后の昭憲皇太后を御祭神として祀る。御社殿が鎮座する約70万㎡の広大な鎮守の杜は、明治神宮創建にあたって全国から献木された約10万本を植栽し、「永遠の杜」を目指して造成された人工林である。1912年(明治45年)に明治天皇が、1914年(大正3年)に昭憲皇太后が崩御になり、国民から御神霊を祀り御聖徳を永久に敬い慕いたいとの熱い願いが沸き上がり、御祭神と所縁の深い代々木の地に創建された。

⇧明治神宮・北参道と鳥居(JR 山手線・代々木駅側)

⇧明治神宮・本殿

⇧(写真上)北参道・鳥居遠景の NTT ドコモ代々木ビル(ドコモタワー)、(写真下)夜景に映えるドコモタワーと髙島屋新宿店 

「神道」とは日本人の暮らしの中から生まれた信仰である。日本では海や山、木や石など様々なものに神々が宿るとされてきた。こうした神々を祀る神社は今日でも我々の生活に身近で馴染み深い存在である。また神󠄀社󠄁本廳は伊勢神宮を本宗と仰ぎ、1946年(昭和21年)設立。以来今日まで、祭祀の振興と神社の興隆、日本の伝統文化を護り伝えることに努めてきた。

また神󠄀社󠄁本廳の冊子『祖国を愛した想いの先に』には次の一節がある。(下線筆者)

今では当たり前となった人種や民族、宗教、肌の色などで差別をしないという考え方が、世界的に確立するのは一九六〇年代のことです。一〇〇年程前、世界を巻き込んだ「第一次世界大戦」が起こります。日本は、人種的、宗教的な憎しみが紛争や戦争の源泉になってきたと考え、この戦争で敗戦国となったドイツとの講和条約を結ぶ議定の中で、大正八年(一九一九)、世界で初めて、人種的差別撤廃提案をします。残念ながら、植民地政策を続けたい欧米諸国が反対したことで成立はしませんでした。

神社神道には、他宗教のような戒律に当たるものは存しないが、実践の規範として「敬神生活の綱領(けいしんせいかつのこうりょう)がある。

神道は天地悠久の大道であって、崇高なる精神を培ひ、太平を開くの基である。
神慮を畏み、祖訓をつぎ、いよいよ道の精華を発揮し、人類の福祉を増進するは、使命を達成する所以である。
ここにこの綱領をかかげて向ふところを明らかにし、実践につとめて以て大道を宣揚することを期する。

一、 神の恵みと祖先の恩とに感謝し、明き清きまことを以て祭祀にいそしむこと。
一、世のため人のために奉仕し、 神のみこともちとして世をつくり固め成すこと。
一、大御心をいただきてむつび和らぎ、国の隆昌と世界の共存共栄とを祈ること。

【参考】日本神話の系図(「日本書紀」「古事記」表記を基に筆者作成、薄青:男神/薄赤:女神) 家系図をエクセルで作る方法を動画で解説!無料テンプレート付き! | 家系図作成の家樹-Kaju-

※参考文献

神󠄀社󠄁本廳『祖国を愛した想いの先に』、神󠄀社󠄁本廳
神󠄀社󠄁本廳神󠄀社󠄁新報(第3765号・令和8年2月23日)』、神社新報社、2026年
神󠄀社󠄁本廳神道いろは―神社とまつりの基礎知識』、神社新報社、2004年
神󠄀社󠄁本廳 神社本庁公式サイト
外池昇『神武天皇の歴史学』、講談社、2024年

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著者プロフィール

有田 仁(Jin Arita)

1966年(昭和・丙午)大阪府堺市生まれ。有田アセットマネジメント代表取締役。大阪工業大学大学院 知的財産研究科修了。NTT(日本電信電話) グループ等勤務。NTT研究所系教員門下で研究発表(専攻:国際標準化・標準必須特許)と米国系の業界団体活動(米国商工会議所・Cloud Security Alliance 等)に従事。研究論文に「自動運転システムにおけるクラウドネットワークの通信遅延条件(共著)」(日本知財学会 2016年)「クラウドセキュリティ技術分野の知的財産戦略に関する研究」(大阪工大院・紀要 2016年)等。

仁徳天皇陵を含む百舌鳥古墳群近傍に生を受け、外祖母の先祖は江戸初期より、出雲国・松江藩(松平家)に禄を食む。昭和改元時の宰相で重臣として昭和天皇を輔弼した若槻禮次郎男爵は遠い姻戚。国際オリンピック委員会(IOC)委員で貴族院議員の岸清一博士は親戚筋。連載コラム「時論」では社会の諸相を週次で論じ、還暦を迎えた己(おのれ)の人生を総決算。日本(対欧米)の歴史観・伝統的価値観の視座で、平成・令和社会への違和感を問う。

連日通う施設の母(要介護5/認知症)に五感で接する悦びは年毎に増し、当社海外渉外顧問の Wolf(脳神経学博士・心理学専攻)もこれに寄り沿う。その内助の功あり、2026年(令和8年)3月下旬、幻冬舎より書籍『平成・令和社会への違和感と伝統的価値観の復古』を刊行予定。座右の銘は「温故知新」「和魂洋才」「古今東西」。

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