【第109回】永田町「国立国会図書館」(National Diet Library)叩扉(こうひ)《4/4》/「東京国立博物館」所蔵品
※本稿内容は筆者の個人的見解であり、筆者所属組織(現在および過去)の公式見解を示すものではありません。
(執筆中)
(【第108回】から続く)
①東京国立博物館(Tokyo National Museum)
「東京国立博物館」(Tokyo National Museum) 東京国立博物館 - Tokyo National Museum は、日本と東洋の文化財(美術品、考古遺物など)の収集保管、展示公開、調査研究、普及などを目的として「独立行政法人 国立文化財機構」が運営する国立博物館である。東京都台東区の上野恩賜公園内にある。1872年(明治5年)に創設された日本最古かつ最大の博物館であり、本館、表慶館、東洋館、平成館、法隆寺宝物館の5つの展示館と資料館その他の施設からなる。
1872年(明治5年)3月10日、その前年に設置された「文部省博物局」による最初の「博覧会」として「湯島聖堂博覧会」が、東京・湯島の湯島聖堂大成殿で20日間開催された。これを機に「文部省博物館」が発足し、東京国立博物館はこの年を創設の年としている。展示品は、翌1873年(明治6年)開催の「ウィーン万国博覧会」への出品予定品が中心であった。当時の錦絵に見られるように、会場にはガラスケースが所狭しと置かれ、書画、骨董、動植物の剥製や標本などが並べられており、展示品のなかでは名古屋城の金鯱(しゃちほこ)が人気を集めた。この博覧会は3月10日から20日間の会期を予定していたが、あまりの人気に入場制限をせざるをえないほどで、会期を再度延長し4月末日まで開催された。総入場者数は15万人と推定されている。

⇧写真右手に「本館」、左手に「表慶館」



⇧来観者の9割が訪日外国人(筆者認識)




⇧(写真左)「聖徳太子立像(りゅうぞう)」(右)豊臣秀吉「一の谷馬藺兜」(いちのたにばりんのかぶと)


⇧「旧因州(いんしゅう)池田屋敷表門(黒門)」
②東京都立中央図書館と麻布近傍
「東京都立中央図書館」(Tokyo Metropolitan Library) 東京都立図書館 は、1973年(昭和48)年に、「東京都立日比谷図書館」の蔵書を引き継いで麻布の地に開館した。蔵書数は国内の公立図書館で最大級の約232万冊を所蔵しており、このうち、新しい図書を中心に約35万冊を開架している。



「有栖川宮記念公園」 有栖川宮記念公園 - Arisugawa-no-miya Memorial Park | 港区麻布地区公園・児童遊園案内 - Minato City Azabu Parks は、江戸時代、笠間藩、赤穂藩、盛岡南部藩の下屋敷として使われていた。そして明治時代に所有者が代わり、1896年(明治29年)、有栖川宮威仁(ありすがわのみやたけひと)親王の第一王子栽仁(たねひと)王新邸造成の御用地となった。その後1934年(昭和9年)に公園として一般解放され、1973年(昭和48年)、園内に併設施設として東京都立中央図書館が開館した。

現在の「ドイツ連邦共和国大使館」(Deutsche Auslandsvertretungen in Japan) ドイツ連邦共和国大使館 - ドイツ外務省 は、麻布の「南部坂」沿いに所在する。大使公邸は RC 構造で連邦建設局(BBD)ボン本部と松田平田設計事務所が設計・施工した。事務棟は連邦建設局(BBD)ベルリン本部(現連邦建設国土庁(BBR))によるもの。竣工・入居は大使公邸が1957年、事務棟は1960年。事務棟内部の吹き抜けの階段室には、1階から最上階にまで達する南向き全面に、ガラスブロックの部材をふんだんに使った明かり取りが設けられていた。ルーフ部分の軽やかな反り屋根は、西洋的機能主義と東洋的建築意匠の伝統の組み合わせを表現していた。







