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【第25回】Event Report《其ノ二》―「資産運用 EXPO<関西展>」(於:インテックス大阪)大和証券チーフテクニカルアナリスト「木野内栄治」氏講演―

※本稿内容は筆者の個人的見解であり、筆者所属組織(現在および過去)の公式見解を示すものではありません。

長月(ながつき)の声を聞くも依然厳しい蒸し暑さの残る中、大阪市住之江区南港北は「咲洲」(さきしま)の「インテックス大阪(INTEX OSAKA)」(大阪国際見本市会場)で、開催期間(9月6日~8日)最終日を迎えた「第5回 資産運用EXPO<関西展>」 来場案内|資産運用 EXPO【関西】 (am-expo.jp) に参加した。向学のため当社海外渉外顧問の Wolf を帯同した。本展示会の主催は「RX Japan 株式会社 資産運用 EXPO 事務局。(期間中の来場者数速報:8,200名)

同会は「お金に関する日本最大級の展示会」と銘打たれ、「東京ビッグサイト」での「春展」「夏展」、「インテックス大阪」での「関西展」と年間3回の開催。昨年度実績では「年間参加企業数:390社」「年間来場者数:3.2万人」「年間併催セミナー:204本」とされている。「金融資産」「不動産投資」「IR・株式投資」「賃貸経営・土地活用」「ファイナンシャルアドバイザー」の5つのフェアで構成され、投資の未経験者・初心者から上級者までを対象に幅広い相談ができる他、最新のトレンドや資産運用の基礎に関する著名講師によるセミナー、また上場企業の「投資家向け広報活動」(IR:Investor Relations)情報の収集 FC:franchise chain を用いた独立・開業相談などが特徴。

⇧「インテックス大阪」遠景と会場入口(6号館C・D)の様子

⇧会場内(6号館C・D)出展社ブースの様子

⇧本会講演セミナーの目玉、「大和証券株式会社」チーフテクニカルアナリスト「木野内栄治氏」による『プロが分析!2024年下半期の注目セクターと経済市場見通し』

同講演では、『inflation や実質金利の低さがイノベーション(ここでは、技術革新の意)や設備投資を強く後押しし、長期的な日本の株高シナリオに資する状況』『AI(Artificial Intelligence/人工知能)ビジネス拡大における、データセンターやエネルギー基本計画の方向を見据えた注目テーマの紹介』また『米国大統領選挙や国内の解散総選挙・自民党総裁選挙を踏まえた、年度内の投資タイミング』など、判りやすくも切れ味鋭い解説が伺えた。

筆者と Wolf は、満場となった会場最前列中央で聴講。末尾に10分間設けられた質疑応答では、聴講者から多数の質問が寄せられた。また講演後の記念撮影では聴講者による長蛇の列がみられ、あらためて同氏の著名振りが窺えた。

⇧<参考>筆者の運用相談先である、大阪市中央区難波「南海ビルディング/NAMBA SkyO」内の「大和証券難波支店」

「大和証券株式会社」 大和証券 | 株・投資信託・債券・積立投資・NISA・iDeCo・FX (daiwa.jp) は、「野村證券株式会社」「三菱 UFJ モルガン・スタンレー証券株式会社」「SMBC 日興証券株式会社」「みずほ証券株式会社」とともに、日本の総合証券会社大手5社の一角を占めている。同社は、1902年(明治35年)「2代目藤本清兵衛(せいべえ)氏」が大阪・北浜にて「藤本ビルブローカー」(のちの「藤本證券株式会社」)を創業。1943年(昭和18年)に「株式会社日本信託銀行」との合併により「大和證券株式会社」が設立される。1999年(平成11年)には「株式会社大和証券グループ本社」に商号変更の上、持株会社化を経て現在に至っている。

※出典
大和証券株式会社 大和証券グループのあゆみ | 大和証券グループについて | 大和証券グループ本社 (daiwa-grp.jp)

⇧「株式会社日本証券新聞社」出展ブースでは、「増子光正代表取締役社長」自身による説明を拝聴

同社 トップページ - 日本証券新聞 (nsjournal.jp) 本社は、「株式会社日本取引所グループ」(東京証券取引所)に程近い東京都中央区は日本橋「兜町」に端を発し、現在は同区の「新川」に所在。「日本証券新聞」は、1944年(昭和19年)5月に「日本証券取引所」(「東京証券取引所」の前身)の機関誌として創刊された、個人投資家などを主な読者とする日本最古の証券専門紙である。

⇧「三井物産デジタル・アセットマネジメント株式会社」出展ブースで説明を受けた「不動産デジタル証券/ALTERNA(オルタナ)」サービス

同社 Mitsui & Co. Digital Asset Management (mitsui-x.com) 2020年(令和2年)4月に設立、東京都中央区日本橋に本社を置き、「デジタル技術を活用した、不動産・インフラを中心とする実物資産のアセットマネジメント事業」を手掛けている。

著者プロフィール

有田 仁(Jin Arita)

1966年(昭和・丙午)大阪府堺市生まれ。有田アセットマネジメント代表取締役。大阪工業大学大学院 知的財産研究科修了。NTT(日本電信電話) グループ・髙島屋等、「公益」と「伝統」に根ざした企業勤務で「修身」に努む。その傍ら知的財産分野の学術研究・学会発表等「表現」の世界へ。研究論文に「クラウドセキュリティ技術分野の知的財産戦略に関する研究 ―通信事業者への提言―」(大阪工業大学大学院 紀要「知的財産専門研究」2016年)等。さらに米国関連団体(在日米国商工会議所・クラウドセキュリティアライアンス日本支部)等で「公務」参画。

世界三大墳墓・仁徳天皇陵古墳を含む百舌鳥古墳群近傍に生を受け、外祖母の先祖は江戸初期より代々、出雲国・雲州松江藩(松平家)に禄を食む。天皇大権と元老制度が存した昭和改元時の宰相で、重臣として昭和天皇を輔弼した若槻男爵は遠い姻戚。また大日本體育協會 第2代会長や国際オリンピック委員会(IOC)委員として戦前の東京五輪招致に尽力した、貴族院議員・東京弁護士会 会長の岸清一博士は親戚筋。連載コラム「時論」では社会の諸相を週次で論じ、長き勤め人の活計(たつき)から早めに身を退いた、還暦間近の己(おのれ)の人生を総決算。外祖母の遺した「徳育」そして日本(対欧米)の歴史観・伝統的価値観の視座で、平成・令和社会への違和感を問う。

要介護5(Dementia )の筆者母に献身的に遇する当社海外渉外顧問の Wolf(脳神経学博士・心理学専攻)。その内助の功あって、現下は政治社会思想を扱う来春の上梓に向けた取材と執筆の日々。座右の銘は「温故知新」「和魂洋才」「古今東西」。

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