【第49回】Event Report《其ノ五》「MEDICAL JAPAN 2025 OSAKA」(於:インテックス大阪)―「クリニック開業支援」「介護サービス」より―

※本稿の内容は筆者の個人的見解であり、筆者が所属する組織の公式見解を示すものではありません。
弥生(やよい)に入るも依然肌寒さの残る中、大阪市住之江区南港北は「咲洲」(さきしま)の「インテックス大阪(INTEX OSAKA)」(大阪国際見本市会場)で、開催期間(3月5日~7日)最終日を迎えた「第11回 メディカル ジャパン 2025 大阪(医療・介護・薬局 Week 大阪)」 【公式】メディカルジャパン(医療・介護・薬局Week)健康分野の展示会イベント に参加しました。向学のため、当社海外渉外顧問(無償)で「脳神経学」(Neurology)博士(Ph.D.)の Wolf (筆者内縁)を帯同しました。本イベントの主催は「RX Japan 株式会社」、共催は一般社団法人 日本病院会 一般社団法人日本病院会|病院と、病院で働く人のための病院団体 、一般社団法人 日本介護協会 日本介護協会 | 介護より日本を元気に共に学び共に成長し共に活つ 、公益社団法人 大阪介護老人保健施設協会 公益社団法人 大阪介護老人保健施設協会 、後援は、厚生労働省 ホーム|厚生労働省 、公益社団法人 日本医師会 日本医師会 、他によります。(期間中の来場者数:10,812名) 会場風景 | メディカル ジャパン
本イベントは、病院設備、医療機器、クリニック向け製品、介護製品、看護用品、薬局支援システム、感染対策など、様々な製品・サービスが出展。年2回開催(10月に幕張メッセ、3月にインテックス大阪)の、病院・クリニック・薬局・介護施設従事者・経営者が対象の総合展です。「病院 EXPO」「クリニック EXPO」「次世代薬局 EXPO」「健康サポート EXPO」「介護・福祉 EXPO」「感染対策 EXPO」「医療 DX・IT EXPO」の、7つの構成展と15の専門エリアで構成され、国内外10か国・地域から400社が出展。セミナーも併催され最新情報の収集も可能。
このうち「クリニック EXPO」 クリニックEXPO 出展のご案内|クリニック向け展示会イベントでは、クリニックの従事者・経営者が本来の業務に集中できる様、様々な出展社の製品・サービスがこれを支援。クリニック設備・備品、IT システム・経営支援、医療モール物件・開業支援、歯科医向け製品などが出展。また「介護・福祉 EXPO」 介護・福祉EXPO 出展のご案内|東京・大阪開催の展示会 では、介護事業者、予防施設、リハビリ施設、障害福祉サービス、病院の理事長・事務長、ケアマネージャー等を対象に、介護 ICT、人材育成、労務管理システム、移動補助用品、リハビリ用品などが出展。

⇧「インテックス大阪」(6号館A・B)会場、最終日も多数の来場者で賑わい
①出展ブース紹介/株式会社 Rehab for JAPAN

⇧(写真上)「株式会社 Rehab for JAPAN」介護福祉士の鹿糠沢(かぬかざわ)氏
「株式会社 Rehab for JAPAN」 介護ソフト・介護システムならRehab Cloud(リハブクラウド) は、科学的介護ソフト「Rehab Cloud」の企画・開発・提供や、オンラインリハビリサービス「Rehab Studio」の企画・開発・提供、さらに AI 等を用いた介護関連テクノロジーの研究開発を行っています。
「AI 動作分析ソフト」 Rehab Cloud モーションAI | 介護ソフト・介護システムならRehab Cloud(リハブクラウド) は、動画を撮るだけで誰でも簡単に身体機能評価ができ、最先端の AI 技術と10名を超えるリハビリ専門職の知見を組み合わせた動作分析 AI が、撮影した動画から客観的な身体機能評価を行います。さらに評価結果に合った運動メニューを自動提案し、個別のリハビリ支援を実現。120種類以上の運動メニューから、評価項目毎の結果レベルに合わせた運動が自動提案されます。これにより、機能訓練内容を検討する時間も大幅に削減できます。
②出展ブース紹介/株式会社ジェイ・バン

⇧(写真左上)「株式会社ジェイ・バン」代表取締役の稲葉氏、(写真右上)同社・伝え方コンサルタントの伊藤氏
「株式会社ジェイ・バン」 伝え方ラボで自己肯定感アップ!秘訣は伝え方と受けとめ方|性格統計学のジェイバンJBAN は、「性格統計学」method と、「伝え方ラボ」アプリケーションを基に性格の違いによる communications gap の解決策を提供。自己肯定感、ストレス対処力の向上において、科学的に効果を評価した evidence を基にセミナーや研修、コンサルティングを行っています。
また、世界初の「パーソナライズ型対話アプリ MaMo.」 MaMo. | 伝え方で人間関係を円滑に|性格統計学のジェイバン|JBAN は、独自開発の会話アプリケーションに、生成 AI(ChatGPT-4o-mini)を組み込み、ロボットを介した対話を実現。日常会話から悩み相談まで、利用者の性格に合わせて、「共感」「寄り添い」「褒める」「励ます」など、自然で温かみのある会話で対応します。これにより、会話によるストレス軽減、子供の mental care、高齢者の認知症予防、一人暮らしの孤独緩和に貢献します。「MaMo.」のロボット開発は「ユカイ工学株式会社」 ユカイ工学 によるもの、また「発明の名称:対話システム、及び対話方法」として特許を取得しています(特許第7350384号)。
「MaMo.」は「2025年大阪・関西万博」への出展が決定しています。展示会場:未来社会ショーケース事業/フューチャーライフエクスペリエンス 2025年日本国際博覧会『未来社会ショーケース事業』「フューチャーライフ万博」会場への参加募集について | EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト 、展示期間:2025年(令和7年)7月8日~14日。